3.ナンジャモンジャ健康麻雀ルール

     ナンジャモンジャ健康麻雀ルール

                                                                                                       2023年8月8日 策定

基本方針

  • 日本健康麻将協会(1988年発足)のルールにほぼ則るが,下記の2,3,15,29には変更がある。
  • 麻雀ルールは,参加者の要望で随時変更がある

 

麻雀ルール

  1. 食いタンあり・後付けあり
  2. 待機する人がいないときは東南戦、待機する人がいるときは東風戦
  3. 30,000点持ちで得点をそのまま記入
  4. 箱割れ(0点未満)で1ゲーム終了
  5. 形式テンパイあり(自分が待ち牌をすべて使っている時は無効)
  6. 連チャンは一本場につき300点加算する
  7. 親がノーテンなら親流れで、オーラスならゲーム終了(供託はトップ取り)
  8. 中流局なし(九種九牌、四風子連打、4人リーチ)
  9. 流し満願なし
  10. ノーテン罰符は場に計 3000 点。ノーテンの人は、平等にノーテン罰符を支払い、テンパイの人が受け取る。全員テンパイ、全員ノーテンのときは罰符はなし
  11. あがり者は常に一人(同時あがりは頭ハネ)
  12. 30符4翻(60符2翻)は満貫扱い
  13. 王牌は14枚残し
  14. 嶺上開花(リンシャンカイホウ)と海底(ハイテイ)ツモは複合しない
  15. 人和・三連刻を除き,ローカルルールは採用しない
    (十三不塔・大車輪・カン振り等は採用しない)
  16. ダブル役満,数え役満はなし,11翻以上は3倍満
  17. リーチ以外で上がり牌を見逃したとき,一巡するまでフリテンとなり,上がれない。この場合の一巡とは,自己が次につもり,牌をすてるまでとする。
  18. フリテンリーチあり(ツモのみで上がる,宣言不要)
  19. 一発・裏ドラ・カンドラ・カン裏ドラあり
  20. リーチ後、アガリ牌をツモ切っても構わない(上がりを選択したとき,ツモ上がりのみとなる)
  21. ノーテンリーチは流局時チョンボとする(誤ロン・誤ツモをしてあがり放棄となった場合も、流局時に手牌を見せ、 ノーテンの時はチョンボとなる)
  22. 役満のパオ(責任払い)は大三元の3フーロ・大四喜の4フーロ目をポン或いは大ミンカンさせた時とし、ツモは全額、ロンは半額負担する
  23. 食いかえはなし(喰いかえした場合はあがり放棄)
  24. 捨て牌は河(ホー)についた時点で成立

(手を放していなくても捨牌が河に触れた時点で手牌に戻すことは出来ない)

  1. 同時発声は ロン(ツモ) > ポン(カン) > チー の順で優先

(明らかに遅い(先に発声した者が牌を晒してからの)発声は先の発声が優先)

  1. 発声遅延でのポン(カン)、ロン成立の定義  次順の方がツモった牌を手牌の中に入れる前、もしくは 捨て牌が完了 するまでであれば、鳴き・和了は成立するものとする
  2. 暗カン,明カンはカンが成立した時点で、ドラを公開する
  3. リーチ後の槓について 待ちの種類が変わる槓、待ち牌が変わる槓、面子構成の変わる槓は不可,但し役の増減は問わない 

【罰 則】(当面は採用しない)

  1. チョンボ
    ①誤ツモ・誤ロンなどで手牌を倒して見せたとき,② ノーテンリーチしたとき,③フリテンロンしたとき をチョンボとする。チョンボのとき,チョンボした者はアガリ放棄とし,局の最後まで行い,流局した場合には、親・子に関わらず3,000点ずつ残りの3人に支払い、その局をもう一度やり直す (その局の供託は出した人に戻す)。流局しないで上がりがあるときは,チョンボがなくなる。
  2. 1000罰則
    最初に発声したポン・チー・カンができない場合は1,000点を供託し、そのままゲームを続行する。(ただし同巡内でのロン・ポン・カン・チーはできない)。但し「チー」あるいは「ポン」と言ってしまったが本当はロンだった、という「ポン→ロン」あるいは「チー→ロン」のケースはそのアガリを認める。
  3. ガリ放棄
    誤ツモ・誤ロンで手牌倒すとチョンボだが、手牌を倒していない発声のみのケースはアガリ放棄で局を続行する。アガリ放棄となった者はテンパイ及びリーチしていてもノーテン扱いで、ポン・チー・カンはできない。
  4. 誤った山からツモり、ツモった牌がわからなくなってしまった場合

※どなたが間違えたか確証が無い場合は不問、山をそのままにして続行

 

健康マージャンマナー

  1. 自分に厳しく人に優しくし,ゲーム開始時、終了時などには挨拶をしましょう
  2. 洗牌は 牌を裏返し、極力表にならない様に混ぜましょう
  3. 牌はできるだけ17枚×2段で積みましょう
  4. 「ポン」「チー」「カン」「リーチ」「ツモ」「ロン」の発声は明確に行いましょう
  5. 「先ヅモ」をしない、「牌」を強く叩きつけない、捨て牌はできるだけ六枚切りにしましょう
  6. 手牌は伏せないようにしましょう
  7. 点棒の受け渡しが終わるまでは手牌と牌山を崩さないように、又、「点棒の受け渡し」は、静かに丁寧にしましょう
  8. ゲーム進行を円滑に行うため,ツモ牌は捨て牌後に手牌に入れるようにしましょう。どうしても長考が必要な場合はすいませんと一言言うと良いでしょう
  9. 和了牌の扱い  牌を見易く並べてから倒します。ロンの場合は手牌に持って来ることなくその場に残します。 ツモの場合は手牌に入れず手牌の両端いずれかにわかるように置きます
  10. 王牌の角の上の牌は,落ちて見えることを防止するため,下に下す

 

用語

・頭ハネ 打牌したプレイヤーから反時計回りで最も近いプレイヤーがアガること

・連荘(レンチャン) 親があがったりした場合にもう1回親が続くこと

・王牌(ワンパイ) ドラ表示牌を含む牌山にある14枚の牌のこと

・ローカル役 標準ルールで採用されていない役で中国、台湾、米国等の海外麻雀由来の役など多数ある。詳しくは “ウィキペディア” 麻雀のローカル役参照

・食いかえ 完成メンツのうち2枚を使って他家の捨て牌を鳴き、直後に残りの1枚を捨てること